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お悔やみの作法

葬儀の受付には、葬儀会社のスタッフが受付をしていることもありますが、
大抵の場合は手伝いを依頼された近隣住民や会社関係の方が多いようです。

故人の親族でないと、挨拶をしなくて良いかというとそうではありません。
受付で香典をお渡しする際は、「この度は、ご愁傷様でございます」と
お悔やみの言葉を述べるようにします。

また、親しい遺族を見つけたからといって、
走り寄ったり遠くから呼んだりすることはマナーに反します。

特に気をつけたいのは、故人の死因や病気に関して聞くことです。
根掘り葉掘り聞くのは、失礼にあたりますし、誰でも聞かれたくない事だってあるものです。

この場合は「本当に残念ですね」「お力落としのないように・・・」などといった
内容で良いでしょう。
あくまでも、静かに心を込めてお悔やみを述べるようにします。

お悔やみの際のマナーとして、忌み言葉といって、
使うことを避けなくてはいけない言葉があります。

「たびたび」「かさねがさね」「くり返す」「重ねる」「続ける」「またまた」など
不幸が重なることを嫌う言葉です。

さらに、成仏をさまたげる言葉として「迷う」「浮かばれない」なども
使わないように気をつけましょう。

葬儀の時は、長々と話し込むことのないようにしましょう。
お悔やみを述べることができそうにない時には、軽く黙礼のみでも失礼にはあたりません。
遺族の気持ちを十分に察してあげることが最も重要なマナーです。


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葬儀の会計係

葬儀の世話役で一番、重要な係が会計係でしょう。
お金を扱うのですから、最も神経を使います。
地域によって、やり方はさまざまでしょうから、
年配者の言われるとおりに行うのがベストだといえるでしょう。

基本的なマナーとしては、弔問客から見えないように、
受付の後ろで作業を行いましょう。

弔問客に背を向けて行えればベストですが、
ついたてなどがあれば、これらを上手に利用します。

弔問客から香典を預かったら、中身のチェックをします。
なぜなら、香典袋の中身と表記してある金額があっているかどうか
確認しなくてはいけないからです。

香典袋に、名前や金額を書くことは、弔問する上でのマナーです。
しかし時折、金額が表記されていなかったり、氏名に書き損じが
あったりすることがあります。

トラブルを防ぐために、受付で書いてもらった名簿に連番をふり、
その番号を香典袋の隅に表記するといいでしょう。

喪家側から依頼がない限り、金額のチェックを行ったら、お金は香典袋に戻します。
葬儀後、喪家側が確認しやすいように、香典袋は連番順にまとめておきましょう。

その際、針と糸があると便利です。
香典袋の隅を、連番順に綴じていくためです。

こうすることによって、一通抜かれたり、失くしたりする心配もありません。
弔問客が多い時は、会社関係・親族・友人などと、
分けておくと機転が利きます。

これらの作業は、葬儀の最中に行われます。
葬儀が済んだら、遺族に受け渡しをしますが、
人任せにしないで直接渡すことがマナーとして大事なことです。

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葬儀の世話役

葬儀の全てを、喪家だけで取り仕切ることは、到底無理な話です。
細かな雑事が多い葬儀を取り仕切るためには、
世話役という手伝いをしてくれる人が必要です。

会社関係者や地域住民が頼まれることが多く、
依頼されたら喪家側の立場であることを忘れてはいけません。

世話役には「受付係」「会計係」「接待係」などがあります。

葬儀会社のホールで葬儀を行う場合は、これらの役目を
スタッフが行うサービスがあるところもあります。
その場合は、スタッフでまかりきれない部分をお手伝いする形になります。

世話役を頼まれた場合のマナーは

【受付係】
香典を受け取る際には「本日はお忙しい中をありがとうございます」などと
必ず一言添えるようにします。
また、名簿には氏名と住所を必ず記帳してもらいましょう。
後で、喪家側からの香典返しを送る際に、重要な書類になります。
 
【会計係】
香典袋にかかれている金額と、内容があっているか確認します。
トラブルを防ぐためにも、一人で行わずに複数人で行いましょう。
 
【接待係】
裏方の仕事になりますから、台所で待機することになります。
おしゃべりは謹むようにしましょう。


世話役を引き受けるのが初めてという方は分からない事もたくさんあるでしょう。
しかし、葬儀は昔からのしきたりやマナーが多いものです。
年配の方の意見には素直に耳を傾けましょう。

世話役の態度によっては、喪家側のマナーを問題視されることになります。
弔問客には、丁寧な対応をするように心がけましょう。


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葬儀の返礼品

葬儀に参列すると、返礼品というお礼の品をいただきます。

小さい箱に入っているもので、葬儀に参列したことがある方は、ご存知でしょう。
地域によって渡し方はいろいろで、受付の際に頂く場合や
葬儀後に頂く場合があります。
これは、弔問に訪れた方全員に、お礼の気持ちとして渡される品です。

通夜や葬儀の返礼品は、茶葉やハンカチ、海苔などが多く、
1000円程度のものが一般的です。
なかには、返礼品を受け取るのを辞退される方がいらっしゃいます。
しかし、返礼品の中には礼状も入っていて、
喪家側のお礼の気持ちを表したものなので、頂いて帰るのがマナーといえるでしょう。


また、香典を連名で用意した場合は、人数分頂くようにします。
地域によっては、香典返しを葬儀の当日に渡すところもあります。
これを即日返しといい、2500円程度のものが配られます。
葬儀の返礼品と同じく、海苔や茶葉の詰め合わせが多いようです。

それ以上のお返しが必要な場合は、四十九日が明けてから、
喪家側から香典返しが送られてきます。

また、葬儀の返礼品には、お清めの塩が入っています。
塩で清めるとか、弱っている心を切り替えるため、などなど
いろいろな言い伝えがあるそうです。
しかし、浄土真宗は清め塩をしないというのがマナーです。

浄土真宗の葬儀で、弔問客から「塩が入っていない」と
言われることがありますが、決して間違いではありません。
このような事も、葬儀のマナーとして知っておくと良いでしょう。


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接待係・台所係について

世話役の中には、女性ならではのお世話係があります。
台所係といい、台所を預かる係のことです。

自宅で葬儀が行われる場合は、
食事を作らなくてはいけない地域もあるそうです。
葬儀会社で行う場合は、お茶を出したり、お弁当を用意したりします。
その内容から、町内会の女性に依頼される事がほとんどです。

葬儀は、昔からのしきたりやマナーが根強く残っていることが多いものです。
例えば、自宅葬儀でいただくお味噌汁。

「お味噌汁の味噌」とか「中に入れる具」など、地域によって全然違います。
良かれと思って用意した材料が、年配者の方に
却下されたという話も聞いた事があります。
初めてお手伝いをする時は、諸先輩方の意見は聞いたほうが良いようです。

また、お茶や食事をお出しするのですから、
清潔感がある身なりでお手伝いをするのがマナーです。
白いエプロンや割烹着は、一着用意しておくと良いでしょう。

接待係は、弔問客にお茶や茶菓子で接待する係をいいます。
場合によっては、通夜振舞いと言って、お食事を勧められる事もあります。
弔問客は、勧められたらお断りをしないで、少しでもいいので頂くようにしましょう。

接待係は、お茶出しをしたら、終わりではありません。
マナーとして、片付けも責任を持って行うようにしましょう。

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