April 16, 2008
香典の当日返し
従来香典返しは忌明け後に、香典を頂いた方にお礼として
お渡ししていたものです。
しかし、日をおいて香典返しをすることは、
香典帳の整理や住所の確認など大変手間がかかることです。
なので、葬儀当日に、お礼の気持ちを込めて直接香典返しを
お渡しするという「当日返し」が増えてきました。
「当日返し」は感謝を込めて直接手から手にお渡しするものなので、
本来の香典返しの持つ意味を正しく認識した風習といえます。
また「当日返し」には香典返しを送付する際に添える礼状や挨拶状の準備が不要であり、
送料もかからないため、経済的にも負担が減ります。
会葬後に一人ずつ直接渡すため、住所の間違いによる返し漏れ、
香典帳への記入漏れが無く、確実ににお返しすることができます。
「当日返し」では香典金額にあわせて香典返しの品物を選ぶのではなく、
すべての方に同じ品物を渡します。
一般的には、二千五百円から三千円の品物を当日お返しし
親戚など香典を多くいただいた方や、お見舞いをいただいた方には、
従来どおり忌明け後に改めてお返しをします。
その場合、一般的に香典返しは半返しとされていますが、
会葬時に既に返礼品をお渡ししているので、少し控えめにして
品物を選ぶとよいでしょう。
香典返しの品物は、以前はあとに残らない
お茶、海苔、お茶、砂糖、干物、タオルといった消耗品を選ぶ慣わしがありましたが、
最近では商品券、文房具などの実用品も増えています。
「当日返し」は喪家にとっても利点が多くあり、近年増える傾向にあります。