April 12, 2008
香典返しのマナー
香典返しとは四十九日の忌明けの法要が無事終了した後、
忌明けの報告と御礼をかねて品物を贈ることをいいます。
おおよそ忌明け当日から1ヶ月以内に行うのが一般的です。
しかし、忌明けまでに3ヶ月かかる時、また年を越してしまう時などは
三十五日をもって忌明けとし、香典返しを行うケースもあります。
近年ではなるべく早くお返しを済ませたいということで
葬儀当日に返礼品を渡す「当日返し」も増えています。
また初七日の頃に行うこともあります。
なお、神道やキリスト教では香典返しをしないことになっていますが、
最近では仏式での影響を受けて、香典返しをするのが一般的になりました。
神道では三十日祭または五十日祭の後、
キリスト教式では1ヵ月後の召天記念式後にお返しをします。
香典返しの品物は香典額の
半分から3分の1くらいを目安に選びます。
郵送で贈る場合はあいさつ状に返礼品を添えて贈ります。
また、香典返しを受け取った際に、礼状は出さないのが礼儀です。
香典返しの品物には弔事用のし紙をかけます。
表書きには「志」と記すことが最も一般的で、
どの宗教でも使用することができます。
宗教によって「忌明け」「満中陰志」「粗供養」「偲草」と記す場合もあります。
のし紙の水引は「黒白結び切り」が最も多く使われますが、
地方によっては黄白を用います。
また黒白、黄白を用いる地域もあり、地方の慣習に従います。
表書きの下部分には喪主や差出人の「苗字のみ」を記すのが通例となっています。