April 24, 2008
褐色脂肪細胞と遺伝
肥満の原因には色々な事が考えられますが、
遺伝によるものが30%、生活環境によるものが70%程度である
と言われています。
食生活や運動不足など、肥満になりやすい生活環境は分かりやすいですが、
遺伝によるものが30%もあるなんて、少し悲しく思ってしまいますよね。
遺伝子のよる要因の1つには褐色脂肪細胞の働きの違いがあります。
褐色脂肪細胞は、基礎代謝を高め、エネルギーを燃焼する働きをしてくれます。
ダイエットの強い味方とも言える褐色脂肪細胞は、
残念ながら、年を重ねるごとに減っていってしまいます。
食事量は変わっていないのに、年をとると太りやすくなる原因の1つには
この褐色脂肪細胞の衰えがあります。
そしてこの褐色脂肪細胞の働きは、遺伝子によっても左右されます。
日本人の3分の1の人は、褐色脂肪細胞に関わる遺伝子に
生まれつき変異があると言われています。
このような遺伝子を持つ人は、正常な遺伝子を持つ人に比べると、
基礎代謝量が約200kcalも低く、やせにくい体であるといえるのです。
同じような生活をしているのに、太りやすい人とそうでない人がいるのは、
このような遺伝子の影響もあるのですね。
ただ、太りやすい人も遺伝子のせいだと諦めないでくださいね。
褐色脂肪細胞は、水泳をしたり、温度差のシャワーで直接刺激したりすることで
活性化して、その働きを高めることができます。
太りやすい人もそうでない人も、食生活に気をつけ、適度な運動をして
健康な生活を送るように心がけましょう。